多分これで最後ですw。長いのでたたみます!
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(オーシュ三差路にて)
レオナ:おい、帰りはあっちだぞ。
グランディス:・・・分かっている。
レオナ:・・・・・・。
(オーシュレオナルドエクスプレス前)
レオナ:1人ベデル、1人はヴァイロンでおろしてくれ。
レオナルド:いらっしゃいませ、大人2名、ヴァイロンとベデルですね。こちら
でしばらくお待ちください。
レオナ:分かった。
(オーシュレオナルドエクスプレス待合所)
レオナ:お前、自分の存在を否定したいと思った事はあるか?
グランディス:なんだ突然。
レオナ:良いから。あるのかないのか。
グランディス;無いと言ったら嘘になるだろう、きっと。
レオナ:きっと?
グランディス:私が思っているこの感情が、本物なのかどうなのか、自分でも
分からないという事だ。
レオナ:なるほど。
グランディス:だが、私は生まれたのだ。ついこの間な。
レオナ:は?
グランディス:ついこの間誕生日を迎えた。だから、これからまた新しく考えて
行けば良い。
レオナ:お前の元になった奴も、そんなに前向きな奴なのか?
グランディス:勿論。保障する。
レオナ:いや、保証されなくても私は一向に構わないのだが。
(ウスティウル前進基地船着き場にて)
グラングマ:はっくしょぉ~~~い!!!!!!
レスキューナイト:報告します!第3エリアの魔物の掃討、及び老朽化していた
ゲートの保全修理完了致しました!
グラングマ:あぁ、ご苦労さん。みんなもう帰って来たのかい?
レスキューナイト:はっ!
グラングマ:んじゃぁ、夕飯の食料でも確保しにいくかね。
レスキューナイト:かしこまりました!
(ヴァイロン船着き場)
レオナ:表向きは良い所なんだがな・・・、・・・この町は。フェロメ城も相当なものだろう。
グランディス:もうその名前で呼ばれる影は微塵も残っていない。モントロの力はすさ
まじい。あの力の影響で、未だに城界隈に凶悪なモンスターが跋扈(ばっこ)している。
レオナ:まぁ~~~・・・、こわ。
グランディス:お前の力、とくと見せてもらった。もし戦力が必要になった時は、お前
の力を借りたい。
レオナ:あなた、誰に向かって言ってるか分かってる?
グランディス:ああ。その時には、大公も、きっとお力を、
グランディス:って、あれ、確かこの辺りにいたはずなんだが・・・。
レオナ:・・・・・・ぷっ。
グランディス:何がおかしい!
レオナ:いえっ・・・、なにもっ・・・、ふふっ・・・。
グランディス:人を見て勝手に笑い出すとは、なんと非道な。
レオナ:非道・・・、か。・・・確かに、そういった意味では、私とお前は、『非道仲間』
かもしれないな。
グランディス:そうかもしれんな。ただ、自分がここにいていいのだと、思えただけ
まだマシだ。
レオナ:えっ・・・。
グランディス:どうした?お前、死んだ蛙のような目をしているぞ。
レオナ:・・・別に。・・・そろそろ私は行く。
グランディス:ああ。では私も・・・って
グランディス:はっ!
イオン:げっ!!!
グランディス;まぁ~!!!大公、お迎えに来て下さったんですね!?
イオン:いっ・・・いや、僕はただ単に、ここの木箱の裏が過ごしやすくて・・・!
グランディス:まぁ、私の腕の中が過ごしやすいだなんて、なんて嬉しい事を
言ってくれるんですか!!!
イオン:だからちがっ・・・・・・!ぐっ・・・!!!ぐるじいいいぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!
レオナ:(まさか、同じ事を思っていたなんて・・・。)
レオナ:(『非道仲間』の『非道』が、取れる日は来るんだろうか・・・。)
End!!!
いつもながらかわいそうな大公...じゃなくイオンw
返信削除イオンの苦労が、いつか報われる日が来るといいなぁ(*´ω`)
3部作楽しませていただきました!
作る側も楽しそうですね♪
最終的なオチは、当初思いついてなかったんですけど
削除なんとなくこんな感じに・・・w。
イオンと言えば、サントコスが今回来てるんだよな・・・。
マケとにらめっこの日がまた始まるヨカーン